ガンバレ ヒカル!!
*プレゼント
簡単に荷物を片付けて、軽く髪をセットし、メイクも直した。
さっきまで同じ空間にいたに、久しぶりに会うかのように支度をしてしまう自分に苦笑いをする。
「気合い入れすぎ?ま、いいよね」
やっぱさ、少しでも可愛いって思ってもらいたいもん。
帰ってきたのがもう夕方だったため、すぐに雪菜さんから連絡がきた。
それから数十分して、アパートの外からクラクションが聞こえた。
窓から確認すると1台の車が停まっていた。
なんとも見覚えのある車。
まさか……。
「廉さん?」
アパートを出て、車の方へと足を進めた。
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