ガンバレ ヒカル!!

楽しい時間はあっという間に過ぎるって言うけど、本当に早かった。



賑やかだった場所からアパートに戻ってくると、一気に気が沈んだ。



シーンとした室内。



時計の秒針が動く音。



何だか虚しくなってテレビを付けた。



ボーっとしながらテレビを見ていると、携帯のバイブが着信を知らせていた。



「はい…もしもし」


「真山?」



さっき別れたばかりの廉さんからだった。




.
< 213 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop