ガンバレ ヒカル!!

「ここって……」



着いた場所は水族館だった。



何年ぶりに来ただろうか。



「懐かしい……」


「俺も明日から忙しくなるしたまにはいいだろ。……ん」



手を差し出してくれた。



アタシは迷わず廉さんの手を握った。



ぎゅっと握り返されその手はここを出るまで離す事はなかった。



また1つ思い出ができた。



どんどんアタシの中に思い出を増やしてくれる。



廉さんには本当にありがとうの気持ちでいっぱいだった。




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