ガンバレ ヒカル!!

なんだろう。



この心地よさ。



今にも眠ってしまいそうな…。



「真山!おい!真山!」



やっぱり、いつの間にか眠ってしまったようだ。



「あ、すいません…。気持ちよくてつい…」


「お前、朝も早いからな」


「ははっ…」



流れのまま髪を乾かされ、セットまでしてもらった。



「さすが美容師。髪は綺麗だな」


「まだまだ見習いですけど」


「気張れ気張れ!はい、完成」



コテで細かく巻いたクルクルボンバーヘアー。



「夏っぽくて可愛いですね!」


「たまにはこういうのもいいだろ?」


「はい!ありがとうございます」



アタシは席を立とうとした。




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