ガンバレ ヒカル!!

「まだだっつーの」



両肩を手で抑えられて座らされた。



頭に?マークを浮かべていると廉さんはニカッと笑って、



「綺麗にしてやるよ」



言って、アタシの前髪をピンで留めた。



していたメイクも全て落とされ、恥ずかしながらもスッピン。



「まさか廉さんに見られるとは思ってもいませんでした」


「スッピンか?女はメイクをとった時の顔が一番可愛いんだよ。どれだけメイクして綺麗にしても、素の顔には適わねぇ」


「そうですかね…」


「まぁ、俺の意見だ」


「やっぱり」


「ほら、目瞑れ」


「はい」




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