ガンバレ ヒカル!!

「明日が休みでよかったよ」



目を瞑りながら聞こえてくる廉さんの声を聞いていた。



なんでこんなに落ち着くんだろう。



廉さんなのに。



「真山、寝てもいいぞ。どこにも行かねぇから」


「はい…」



その一言で安心したアタシは眠りについた。



翌朝、すっかり酔いも覚めてたけど、寝起きは最悪だった。



見事な二日酔いで頭がガンガンする。



部屋を見渡すと廉さんの姿はなかった。




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