妹彼女Ⅱ
「…以上、はい。ホームルーム終わり。部活するやつらは熱中症に気をつけること。」
きり~つ!
れ~い!
あざっしたぁ~!
はぁ~終わった終わった暑かった。
早く帰って水着を水に浸けないと。
「あの…海。」
空が優となんやら話してると、背後に雪田がいた。
「その、確認なんだが、明日10時に駅前だったよな?」
プールに行く話をした時、雪田はなんとなく事の内容を察していた。
「そ。遅れんなよ。暑い中待つのやだから。」
「あ、あぁ。そりゃもちろん。えと…その、あんがとな…」