妹彼女Ⅱ
よしよし。よく言えたな。二人の見えないとこで、空とグーのサインを交わす。
「んじゃ荷物置けるとこ探してっと…」
離れたとこに日陰で空いた場所を見つけた。
そこにビニールシートを敷いて場所取りをし、軽く準備運動。
「昼飯まであと1時間と少し。12時ジャストにまたここに集合な。じゃ、解散!」
冬真の後ろに木乃香がついて行くのを見送り、一息。
「はぁ~やれやれ。意外と大変だな、あいつら。」
『そだね。あんなに初々しい感じだと思わなかったよ。』
「よっぽどまとな付き合いってしてなかったんだろうな…」
『これじゃ二人っきりさせる作戦も考え直さないといけないかな?』
「かもな…。とりあえず俺たちも入るか~。ダラダラ流れながら考えるとするか。」
『うん。えと…ところで…』
流れるプールに向かう途中、止められる。
「ん?」
『その…、この…水着、どかな?』
「うん、かわいいよ。よく似合ってる。やっぱ明るい色が空には合うんだな。」
聞けたい言葉が聞けたからか、満足して腕にしがみつく。
『えへへぇ~。よかった!』
「んじゃ荷物置けるとこ探してっと…」
離れたとこに日陰で空いた場所を見つけた。
そこにビニールシートを敷いて場所取りをし、軽く準備運動。
「昼飯まであと1時間と少し。12時ジャストにまたここに集合な。じゃ、解散!」
冬真の後ろに木乃香がついて行くのを見送り、一息。
「はぁ~やれやれ。意外と大変だな、あいつら。」
『そだね。あんなに初々しい感じだと思わなかったよ。』
「よっぽどまとな付き合いってしてなかったんだろうな…」
『これじゃ二人っきりさせる作戦も考え直さないといけないかな?』
「かもな…。とりあえず俺たちも入るか~。ダラダラ流れながら考えるとするか。」
『うん。えと…ところで…』
流れるプールに向かう途中、止められる。
「ん?」
『その…、この…水着、どかな?』
「うん、かわいいよ。よく似合ってる。やっぱ明るい色が空には合うんだな。」
聞けたい言葉が聞けたからか、満足して腕にしがみつく。
『えへへぇ~。よかった!』