妹彼女Ⅱ
軽い香水の匂いやら独特の甘い香り…

男である以上非合法以外では入れないであったであろう女子更衣室に入れるとは…


「こっちこっち。」

手招きされるまま、やってきたのはシャワーゾーン、カーテンで仕切れる個室の中だった。


「またずいぶんと変なとこに落としたな。ここ?」

「うん、さ。中だから。」


開けたカーテンの中に入ってしばらく下を眺めたが、何かが滑りこむようなものすらなかった。


「……?優ちゃん、どこに…、…っ!?」


振り返った瞬間、優はカーテンを締め、水着のホックを外す。

きれいな肌色の膨らみがこぼれ落ち、優は隠そうともしない。

「…優ちゃん?」

「ようやく二人っきり、作戦大成功…」


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