零れ落ちたコトバ

…君への愛



君への愛がどのくらいか

それを言葉にしてって、君は言ったよね





色々考えたんだ


まるで受験生のように、寝る間を惜しんでさ




瞼を必死に開けて、夜な夜な考えた





あ、笑わないでよ


その瞬間の僕を想像したりしないで




君への愛がどのくらいか…





例えばこんな言葉で、君への愛を例えよう





例えば目の前に橋が見えているとするだろう?


その橋の向こうでは、君が笑顔で手を振って僕を呼んでいる




僕はそれが三途の橋だとしても渡るよ?


何の躊躇いもなく




だって、君に会いたいもん





君への愛がどのくらいか…




もちろん他にも考えたよ?




例えば、僕がチョコレートだとするだろう?



ほら、君の大好物だ




僕は君の手に渡るまで必死に逃げ続ける


だって、他の人に食べられちゃったら、君に会えないじゃないか




君に巡り合って、君の一部になりたいな。


君の中に溶け込んで、君にエネルギーをあげられる存在になりたい。






君への愛がどのくらいか…




例えば、大きいのか小さいのか


そんな一言で表せるほど単純なものじゃないよ?




だってそうだろう?





さぁ、次は君の番だ



僕への愛はどれくらい?


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