swallotail-アゲハ-【完】
告白
私は聖香にすべて話そうと決心した。
もし、すべて知って・・・絶交なんてされたら・・・
どうしよ。
でも。聖香のすべてを私は信じてる。
聖香なら私を受け入れてくれるはず・・・。
「お待たせ!!」
「聖香~~。お久!!」
さぁ・・・私のすべて・・・告白するぞ!!
「ちょっと。話があるからあんまり人が居ないとこ行かない?」
「ん?いいけど・・・どうした?」
私達は駅裏の歩行者専用道路の奥で柵に腰掛けた。
「聖香・・・。怒らないで聞いてくれる?」
「ん??まぁ内容にもよるけど?」
・・・。
怖いな。
「地元の暴走族知ってるよね?」
「胡蝶蘭とBlack・angel??」
私は一呼吸置いて話した。
「・・・。実はうち。胡蝶蘭の2代目総長なんだよね・・・」
?反応がありませんが・・・
ゆっくり聖香を見ると
Σ(°Д°;)
↑ こんな顔してたw
「えええええ?????マジで言ってるの??」
「大マジ!!黙っててごめん・・・」
「そっか。だから生傷が絶えなかったんだね・・・」
「アハハ・・・。軽蔑する??友達で居たくない??」
「何言ってるの?吹雪は吹雪でしょ?族だからって何か変わるの?」
せ、聖香~~~!!
アンタと友達で良かったよ!!(大マジで!!)