swallotail-アゲハ-【完】
「アゲちゃん~。負けたら好きにされちゃうけどぉ。いいのぉ?」
「上等ぢゃん!!」
大樹は普通にデブ。
でも動きは早かったりする。
デブのくせに??みたいな。
贅肉で自分を守ってるんだろうな・・・。
いくら脂肪で体が膨らんでても男の大事な所まで肉付かないよねぇ~~。
隙を見て後ろから・・・
チ───(´゚ェ゚`)───ン
「!!!!ッ・・・」
「あれ?痛かった?ごめんねぇ!!別に使わないから無くてもいいんじゃね(笑)」
股間を押さえて地面に膝を着く大樹に大笑いっす!!
その間に脇を蹴り飛ばす!!
「いつもいつもやられっぱなしじゃ終われねーんだよ!!」
隙を与えず大樹をやった。
「大樹!!人はなぁ・・・簡単には死なねぇーんだよ!」
今までやられた分。
やりかえした!!
「血が出ようが、泡を吹こうが・・・死なねぇーもんなんだぁ!!」
やり返したと思ったんだ・・・
(ケンカシナイデ・・・)
(モウ シナイデ・・・)
何か聞こえた気がして周りを見渡した。
周りは喧嘩してる連中しか居ない。
誰?
私を止めるのは誰??
「-----ツツ・・・」