swallotail-アゲハ-【完】
「鈴原。お前もう単独行動禁止な!」
本村春人にキツク睨まれて言われた。
「は?ふざけんなよ。自分の身は自分で守っから干渉すんな!」
「ふざけてんのはテメーだ。さっき、自分の身、守れたのかよ!!大樹はヤバイんだって。ラリってる野郎だから。次はこんなんじゃ済まねーぞ!!」
ラリってる??
ラリホーw
( ´゚ω゚`):;*.':;ブッ
薬物って事かw
「喧嘩売られて、逃げ回ってらっれかよ!」
「春人。取りあえず、様子見だ。もし、これで吹雪が落ちるようなら2代目も無理だ」
「ちょ。夏花!!テメーみたいになったらどうすんだよ!!」
ん??
夏姉みたいになったら?
どういう意味っすか?
私はまだ、夏姉の過去を知らなかった。
「夏姉?ヤバイ事あったの?」
「なんもねーよ。大丈夫。吹雪はうちがちゃんと守るから・・・」
夏姉は私の頭をポンポン叩いた。