swallotail-アゲハ-【完】

「鈴原。聖香殿の為に勝ち取って参りました!!」

「おぉ。よくぞ戻られた。褒美をつかわそう!!」

おい!褒美っていつものジュースじゃないかいw


ま。学校ではこんな感じの私ですw



学校で食べたかった「コロネとスイートポテト」を食べれてご機嫌で家に帰り、いつもの溜まり場へ向かう。







「夏姉。おつかれちん♪」

「何?機嫌良いね」

「まぁね!ムサシ来てる?」

「あ~。来てるけど。今は行かない方がいいと思うよ・・・」

「へ??」



実は・・・

ムサシと・・・

真奈美先輩が・・・

××中だった・・・。



「ってか、真奈美先輩って本村春人が好きなんじゃないの?」

「まぁ。そうだけど。春人が相手にしないから。ムサシでもいいんじゃねーの?」

・・・。

嫌な予感しない?

私はした。

ゾクゾク・・・

悪寒が。






「よぉ。吹雪ちゃん!」

ムサシは終えました!って感じでズボンのベルトを締めながら煙草を吸って私に話しかけてきた。

「お疲れっす・・・」

「ちゃんと食った?俺の戦利品?」

「あぁ・・・。どうもでした」


「何?戦利品って?」

こわ!!

ムサシ。頼むからこれ以上余計な事を言わないで!!
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