swallotail-アゲハ-【完】
「ちょっと。美波・・・。コレ。どういう事かなぁ??」
「リーダー。すいません・・・今日だけは素直になって下さい」
夏休みに入り、本日は夏祭りの日。
美波の家に来るよう呼び出されたので行ったものの・・・。
「だから、着ないって言ったっぺ!!」
「お願いしますから着て下さい!!」
浴衣を押し付けられては押し返す。
「マジ・・・。無理」
「リーダー!!お願いします!!」
「ちょ!!美波!!」
美波は土下座してまで頼んできた・・・
そこまでして私に浴衣を着せたいのか?
「何で、そこまでして着せたいんだよ??」
「リーダー。もう・・・春さんのすべてを信用してもいいと思いますよ。素直にならないと失っちゃいますよ。少しは可愛いとこ見せてあげましょうよ!」
・・・。
美波の奴。夏姉と同じ事言ってやがる。
「分かったよ・・・。アンタには負けたよ」
素直にねぇ・・・。
そう言えば・・・春人に「好き」ってまだ言ってないかも。
「リーダー!!可愛いっすよ。春さん見たらきっと惚れ直しますよ!!」
(*/∀\*)
自分でも可愛いって思っちゃったw ← オイ!