swallotail-アゲハ-【完】
「美波は??」
「グランドの方に行った。タケルも一緒だよ・・・」
「分かった!!テメーはそこで休んでろ!!」
ってか、グランドまで遠いし・・・。
走って走って走りまくった。
「美波ーーー!!タケルーーー!!」
っ。どこだ?
「はい。亜蝶。確保!」
声がした後ろを振り返ると・・・。
マコトに首に腕を回され身動きが取れないでいる美波が居た。
周囲を確認すると般若2人に腕を掴まれてるタケルもいた・・・
「テメー等!!卑怯なマネしやがって!!」
「リーダー。すいません・・・」
「テメー等。美波に余計な事してねーだろうな?」
「ん---。今から楽しもうと思ったんだけど亜蝶が来たから。コイツより俺は亜蝶で遊んだほうがいいし!!」
「だったら、美波を離せ!」
「へ---。春を捨てて俺のモノになってくれんの??」
ってか、コイツ等に好かれても全然嬉しくない!!
「誰がテメーのモノになるか!!」
「つーか。今日は祭りだった??コイツ浴衣だけど。亜蝶はなんで着てないの?脱がしたかったのに・・・。コイツもココまではだけてたら着てる意味なくね?」
「マコト!!それ以上美波に触れんな!!タケル!!テメーは生きてんのかよ!!」
「はぁ?一応生きてるってば・・・」
タケルもやられてんのかよ!
「コイツ等如きに何やってんだよ!」