月に唄った恋詩
Story4



   私はもう錆びた
   鍵のように儚く
   いつか壊れてく

   私の背骨が軋み
   痛くなるくらい
   強く抱きしめて

   ちっぽけなこの
   想いさえも君に
   届くことはもう
   ないのですか?

   君からの言葉を
   求める欲深い私

   何を考えてる?




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