One Love
椅子に座ってみんなでアイスを食べた。
結局、あたしはみちるからお金を借り、涼は夏樹から借りていた。
ちくしょう!
あたしに貸さないで涼には貸すんだ!!
夏樹のバーカ…
隣に座っている夏樹にガンを飛ばす。
……
『…………』
「何? そんなに俺がかっこいい?」
バチッと夏樹と目が合い、そのあと夏樹はそう言った。
『はっ!?んなわけねぇだろッッ』
「まぁまぁ……。俺の食う?」
『えっ!?今のタイミングで!?!?』
涼が自分のチョコミントをあたしに差し出してきた。