霧の中の「BOY MEET GIRL」【中編】
―――タタタ・・・。
「あ~~~~~・・・。着いたぁ~!俺って体力ねぇっ!」
「そうでもないっつの」
「!樹雄っ」
「お前、中学ん時長距離走で万年トップだったろ」
「覚えてねぇよ!そんなことより樹雄、なんでここに・・・」
「そんなこととか言うな。オレお前に負けたくなくて毎日走ってたんですけど。オレは普通にアイスの買い置きを買いに」
そういえば、ちっちぇえ頃から「樹雄が深夜徘徊してる!」って言われてたけど、アイスの買い置き買いに行ってたってこともあったっけ。
ちなみに、今樹雄の持っている袋の中にはピンクのパッケージのしかないから、マイブームはストロベリー、ってとこだろう。
「向平は?」
「あ、ああ、ちょっとな」
ん?と首を傾げたけど、すぐにやめた。
多分、分かってる。樹雄なら。
「あ~~~~~・・・。着いたぁ~!俺って体力ねぇっ!」
「そうでもないっつの」
「!樹雄っ」
「お前、中学ん時長距離走で万年トップだったろ」
「覚えてねぇよ!そんなことより樹雄、なんでここに・・・」
「そんなこととか言うな。オレお前に負けたくなくて毎日走ってたんですけど。オレは普通にアイスの買い置きを買いに」
そういえば、ちっちぇえ頃から「樹雄が深夜徘徊してる!」って言われてたけど、アイスの買い置き買いに行ってたってこともあったっけ。
ちなみに、今樹雄の持っている袋の中にはピンクのパッケージのしかないから、マイブームはストロベリー、ってとこだろう。
「向平は?」
「あ、ああ、ちょっとな」
ん?と首を傾げたけど、すぐにやめた。
多分、分かってる。樹雄なら。