霧の中の「BOY MEET GIRL」【中編】
「いらっしゃい」と微笑んで促してくれた樹雄の母さんに連れられて、俺は2階の樹雄の部屋にお邪魔した。
「じゃあ、流すぞ」
「よろしく」
なんか、ドキドキするな。
いや、決して樹雄にではないけれど。
そこんとこ誤解しないで。
俺ホモじゃありません。
「あ、始まったぞ」
バカみたいなこと考えてるうちに音声が流れた。
~~♪~♪
あ...!
そうだ、この曲だ。
ボーカルが違うから全く一緒とまでは確定できないけど、そうだ、この曲だ!
「そうか、なんか聞いたことあると思った」
それはこんな魂胆だったんだ...。
「でも、この曲ってあえて有名じゃない曲を歌おうってことで決めたんだったよな?結構マイナーな曲だぜ、これ」
...え?
樹雄がまた俺を混乱させた。
「じゃあ、流すぞ」
「よろしく」
なんか、ドキドキするな。
いや、決して樹雄にではないけれど。
そこんとこ誤解しないで。
俺ホモじゃありません。
「あ、始まったぞ」
バカみたいなこと考えてるうちに音声が流れた。
~~♪~♪
あ...!
そうだ、この曲だ。
ボーカルが違うから全く一緒とまでは確定できないけど、そうだ、この曲だ!
「そうか、なんか聞いたことあると思った」
それはこんな魂胆だったんだ...。
「でも、この曲ってあえて有名じゃない曲を歌おうってことで決めたんだったよな?結構マイナーな曲だぜ、これ」
...え?
樹雄がまた俺を混乱させた。