世界終了のお知らせ
「朝町、最近越夜とつるんでるよね。

「‥それがどうしたの、ですか。」

思わず口調も丁寧に。


「越夜に伝えてくんない?調子のってんなって。」



はいぃ?

思わず聞き返してしまう。

「だからうっとーしいから大人しくしてろって言ってんの。あんまりクラスの輪ぁ乱すんじゃないよ。」


開いた口が本気で塞がらない。

「それは‥本人に言ったらどう、ですか?」

ショックが大きすぎてまたもや丁寧。


「だって朝町って越夜の手下なんでしょ?皆言ってるよ。美人について回ればおこぼれ貰えるとか言って、あんたもたいがいだよね。
てか越夜、美人とか一部に言われてるけどそうでもねぇし。ケバいっての。」


ギャハハと下品な音で笑い合うミツキ達を見て、私の思考は停止した。
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