世界終了のお知らせ
うん。
うん。
ごめん。
あこごめんね。
わかったよ。
私は真夜中の公園でわぁわぁ泣いた。今まで堪えてきたものが全部外へ流れていく。
涙を止めたあこは私の頭をずっと支えていた。
ひとしきり泣いてしまった頃に、あこはぽつりと呟いた。
「まるにさ‥初めて会った時に言った事、まる覚えてる?」
「あの日?一緒に帰った日?」
腫れた目であこの顔を見上げる。
「あの日は冗談だって言ったんだけどね。実は本当でさ。私もう100年以上生きてるんだ。」