世界終了のお知らせ
キリリとした表情であこが話し出す。

「病気が分かったのが本当に小さい頃でね。二歳…三歳だったかな。
そこからずっとだよ!病院、研究所を行ったり来たり。表の事なんて本とか、新聞とか、最近になってテレビだとかでしか分からなかったんだよ。
それってつまんないじゃん?せっかく歳を取らないなんて病気なら、普通の人より色んな事したって良いと思ったんだ。
それで、丁度外身は中学生くらいなんだから中学校に行ったっていいでしょーって…。」






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