世界終了のお知らせ

見届けるのは

眠らないまま朝を迎えた。いつも通りに支度をして登校。

登校中にむちゃくちゃ眠くなってきたから、これは今日は睡眠学習決定。


明け方に会ったばかりのあこと顔を合わすのはなんだかまた照れるけど。



教室に入ると、もうあこが居た。お互い目が赤い。
へへへへ‥と笑い合う。
なんとなく眠気も少し飛んだ気がした。





授業をなんとかやり過ごして、無事昼休みに突入。
お昼も食べて、あこと二人でトイレに行った時だ。

｢まるさんや。今日ね、ちょっとだけやる事あるからゴメンだけど先帰ってておくれ。｣

夜にでも連絡するかも！と言うあこ。
何の用事か少し気になった物の、連絡をくれるみたいなのではいよっと返事。


放課後、とりあえずあこにばいばいして教室を出た。
あまりまっすぐ家に帰る気が無かったけどしかたないか。
諦めてゆっくり帰ろうとした時、誰かに呼び止められる。