イケメン王子とワガママ姫+。*゚。
「あー!!待って!!」
「今度はなんだよ。」
保健室を出ようとするあたし達を
またまた引き止めた柚菜さん。
そんな様子に
優哉はマジでキレぎみ…
怖ッ…
「あたし、まだその子と
話してないわ。」
そんな優哉に目もくれず
柚菜さんは、あたしを見る。
…うん。
それは、あたしも思ってた。
「あなた…栞チャンっていうの?」
「あ、はい。すみません。
挨拶してなくて…」
今まであいさつしてなかった事に
申し訳ない気持ちで一杯になり
謝った。