イケメン王子とワガママ姫+。*゚。
「おい。聞いてんのか?」
「ひゃッ…」
いきなり耳元で囁かれた。
「なッ…に…?」
ビックリしたじゃん。
あたしがそう言うと
優哉は、またため息をついた。
…本日何度目ですか。
ため息つくの。
…なんて冷静に思ったあたし。
「何って…。自分が聞いたんだろ?
なんで姉貴がココにいるのか。」
あ!!
そうそう。
ずっと引っ掛かってたんだよ。
なんで居るのかな?とか
…ってか、優哉にお姉さんが居た
なんて話聞いたっけ?
みたいな。