イケメン王子とワガママ姫+。*゚。
表情を伺いながら言うあたしを
呆れた顔で見た。
「分かって言ってんの?」
うッ…
分からないんだけどね。
優哉のオーラが怖かったから…
なんてそんな事言える訳もなく
黙り込むあたしに
「その顔は分からないって顔か?」
……
コクンッ…
図星なあたしは黙って頷いた。
…頷くしか方法ないじゃん。
頷くあたしを見て
優哉は立ち止まった。
…ん?
何?
いきなり立ち止まった優哉を
不思議に思い、首を傾げると
優哉はニヤッと妖しく笑い
あたしの耳元で小さく
とんでもない言葉を囁いた。
「…ベッドの上で教えてあげる。」