イケメン王子とワガママ姫+。*゚。
……
スタスタと無言で歩く優哉。
この空気どうしよう…
とりあえず、さっきから
気になってたことを聞いてみた。
「ねぇ。さっきの何?」
その質問に優哉は
「今から分かるよ。」
なんて意味深な発言をして。
や。
できれば今、教えてほしいんですけど。
…って
そういえば!!
今から保健室行くんじゃん!!
すっかり忘れてた。
あたしは立ち止まって
優哉を見上げる。
「何?」
立ち止まるあたしを見て
不思議そうに首を傾げる。
「行きたくない…」
必死に優哉の目を見て訴えると
優哉の顔がほんのり赤くなった。
…気がした。