存在しない366日
友人の死
「この部屋で待機しようぜ」
龍一が言うと
それに俺たちは賛成した。
窓から外の様子を伺う。
もう12時だというのに
外はまだ夕方みたいに薄暗い。
やっぱり、
何かがおかしい…
考えれば考えるほどわからない。
何故、
こんなことになってしまったのか?
何故、
俺たちが選ばれたのか?
ピエロとは何者か?
俺たちは
何かこの状況に変化があるのを待った。
変化があれば
何かしらわかると思ったからだ。