存在しない366日


【死のゲームは
 もうすでに始まっている。
 君たちが目覚めた時から
 始まっているのだよ。
 それにもう、一人死んだ】


…!?一人死んだ?

俺は周りを見渡す。
‥紫音。
‥直樹。
‥龍一。



一人一人いるのを確認した。

今いないのは
悠也だけだ―…‥


「!‥悠也が死んだっていうのかよ?!」



【信じられないようだな。
 なら、これを見ろ】


そう言うと
プツリ‥と画面が映り変わった。

映っているのは
この家を出てからの悠也。


             
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