存在しない366日



やはり、
誰かが隠し撮りしている。

そんなことを
知らずに歩く悠也。



その背後から
あのピエロの仮面を被った奴が迫る。


そして
手には長く大きなメス。




「…悠也後ろ!」

そんな声が届くはずもなく、
悠也が気付いて振り返った時、
ピエロは大きなメスを振り上げた。




そして
その直後、悠也は悲鳴が響く。

メスで
顔からお腹までを綺麗に切られ、
ぱっくりと顔、喉、腹が開く。





             
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