存在しない366日
――‥直樹を傷付けたこいつが許せない!!
「おい!刹那??」
気付くと俺はそんな気持ちから
凶器を持っていた。
そして
凶器を直樹を傷付けた奴に振り上げた。
「止めろ!!!刹那!」
直樹の必死の叫び声と同時に
俺の顔に血が付いた。
相手は顔が穴ぼこだらけだ。
その一つ一つの穴から
血がぷつ―っと出てくる。
顔が解らないほどで
気持ち悪い‥
今頃、俺は我に返り
死体を見て大きく震えた。