存在しない366日
こっちの世界とは違い、
平和なのかな?
「じゃあ、あのビルの屋上行っちゃう?」
真っ白なビルを見ながら言う。
ブランコを下り、
とぼとぼとビルに向かう。
ビルには
鍵がかかっていなく、
簡単に中へ入れた。
白い電気の中に
沢山のプレイヤーや死体がいた。
そして
プレイヤーが俺たちに襲いかかろうとする。
「ちょっと待ってくれ。
俺たちは今から自殺しに行くんだ。
だから殺さないでくれ」
直樹が言うと
プレイヤーは銃をポケットへ閉まった。