【詩】幸せの意味を考える5つのうた
酸性雨
刺すような雨の夜
貴方は傘を持たずに飛び出して
体中に汚いそれを浴びながら
これで綺麗になれるかな って
呟いた
白い煙の立つ地面を見下ろして
満足そうに笑う貴方を
溶けていくそれを
私は
見ている事しか出来なかった
たとえ消えてしまっても
貴方が嬉しいならそれでいい
それが普通だと 思っていた
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