明日は
「警察から電話」

 子吉沢は受話器をすぐに母親び渡した。

 母親も急なことで、戸惑いは隠せなく、受話器を持っまま、うなずきを繰り返していた。

 時間の経過が遅い。

 実際は一分ぐらいだが、十分くらい時間が経過したような気がした。

「迎えに行ってくる」

 と、母親が言い残し出って行った。












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