明日は
SCENE 9
冬休み初日。
ドアを叩く音がした。
時刻は午前十一時四十分だった。
子吉沢はドアを開けると、墨丘が立っていた。
「きたよ……」
墨丘は予定通りにきた。
「ああ」
子吉沢は玄関に招き入れた。
「これ……」
墨丘は白い箱を子吉沢に渡した。
「何?」
「お昼だから、一緒にサンドイッチでも食べようと思ったから作ってきた」
「サンドイッチね」
「サンドイッチ嫌い?」
「いや、そんなことない」
ドアを叩く音がした。
時刻は午前十一時四十分だった。
子吉沢はドアを開けると、墨丘が立っていた。
「きたよ……」
墨丘は予定通りにきた。
「ああ」
子吉沢は玄関に招き入れた。
「これ……」
墨丘は白い箱を子吉沢に渡した。
「何?」
「お昼だから、一緒にサンドイッチでも食べようと思ったから作ってきた」
「サンドイッチね」
「サンドイッチ嫌い?」
「いや、そんなことない」