桜の雨~誓い 次世代編~
「ありがとね、悠斗。
あたし、今の言葉で
前に進もうって思えたよ。」
「本当に?」
「うん。あたし、
パパの状態が悪くなる
少し前に…お見舞い、
行かなかったんだ。
その間、パパは
苦しんでたはずなのに…
あたし、馬鹿な事したって
亡くなってから気づいたの。
だから、少しだけ
落ち込んでたんだ。
でも、もう大丈夫。
くよくよなんか
してられない。
あたし、頑張る。
パパの跡継いで、
立派に喫茶店を
やってみせるよ。」
「うん、僕も応援するよ。」
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