桜の雨~誓い 次世代編~
「今は詳しく話せないけど、
僕は昔、父さんに
酷いこと言って…
謝れないまま父さんが
死んじゃったから。
僕のような人は二度と出て
ほしくないって思う。」

「悠斗くん…。」

「大丈夫、高野さんが
思っている事を素直に言えば、
きっと気持ちは伝わるから。」

「ありがとう、悠斗くん。」

悠斗に勇気付けられて、
さくらは自宅に帰った。
< 36 / 158 >

この作品をシェア

pagetop