好きな人は初恋から君へ



「ふーん」





うん・・・




もうトイレ行っていいかな?






「うん、じゃ」




そう言ってまた教室から出ようとした時





 








「あ、守山さん!」








「はい?」






真後ろ・・・とゆうか



教室の扉の前に顔だけを
出し手招きをしる男子がいた




なんだろう、と思いつつその男子生徒に近づいた





「何か用?
 西島くん」



男子生徒とは
小学校が一緒だった
西島 健くんだった





「うん・・・って、あの」





「ん?」





「俺すっげー
 睨まれてんだけど;」




ゆっくりと振り返れば




恐ろしいオーラを放ちながら
男子を睨む秋人がいた








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