好きな人は初恋から君へ
「っ・・・茜?」
「もう、どうでもいい」
「は?」
「考えるのめんどくさくなった」
なんか疲れたよ
「お前から聞いてきたんだろ」
「うん。だからもういい」
イライラする
何で私がこんな思い
しなくちゃいけないのよ
思わずシャーペンを持った手に力が入る。
先生がペラペラと
授業をしていても
耳に入ってこない
ただ苦しかった
「何、俺の事なんか
もうどうでもいいって?」
「どうでもいいって
特別な関係でもないんだし」
言ってて虚しくなった
自分の言葉が
心にグサリとさ刺さる。