好きな人は初恋から君へ




「・・・っというわけなの」





全てを話した



すると




「……」




秋人は硬直状態。





「あ、あの〜」




「・・・の・・い」





「え?」





「俺の勘違い?」




「あ、えと・・・うん」





そぅ返事をすると
秋人は机に流れ込むようにうつ伏せた






「はー・・・
 何か疲れたし」



  
疲れたのは
こっちだよ、とは言えず



だって本当に秋人
疲れた顔してたんですもん





「あ、そういえばさ」




「んー?」




「何で秋人は途中
 私への態度素っ気無くなったの?」





「・・・・・・」





無視?;





「なんでよー?」




  




「分かれよ・・・・男心」






「はぁ?分かんないし」





分かるといえば
授業があと5分で終わる事と







君の耳が





赤く染まっている事くらいだった













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