好きな人は初恋から君へ
・・・・・・・・・。
教室を出て今外にいます。
外って言っても
学校内だけどね?
で・・・・・。
「あの〜何故
話をするのにゴミ処理場なんですか?」
「こならあまり
人が来ないからよ」
渡瀬美和は笑顔で言った。
「はぁ;じゃあこの人達は?」
今、茜は
女子数人に囲まれている。
「皆もね守山さんに
お話があるんですって」
渡瀬美和はまた笑顔で言った。
でも顔は笑っていても
目は笑っていなかった。
茜は制服のスカートを
ギュっと握りしめて口を開いた。
「お話・・・とは?」
「でわ・・・守山さん
あなたは、秋人様が好きですの?」