好きな人は初恋から君へ
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「よし、高坂続きやるぞ」
秋人は椅子に座り直し問題集を開いた
海と苦笑いな茜をみて見ぬ振りをして
「羽山くん?知り合い」
「知らない」
月の質問に秋人は即答した。
そんな様子をおかしくおもったのか明は首を傾げながら相手と秋人を交互に見た
「でも、羽山くん」
「なんだよ」
「いいのあれ、あの美少年くん茜に抱きついてるけど?」
ガターン
「このクソ野郎!茜に抱きついてんじゃねー!」
「だってーあっくんがシカトするから、悲しくて茜ちゃんの胸を借りて泣こうかと♪」
「ざけんな!しかも、あっくん言ってんじゃねー!」
「あっ秋人、落ち着いて;」
「なんだ、やっぱあの美少年と知り合いなんじゃない」
「だね」
月と明は言い合う男2人と、それを止めようとオロオロする茜をただジッと観察していた。
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