好きな人は初恋から君へ


「お待たせ」


秋人と明は
本当に5分で戻ってきた。


じゃっかん秋人の顔が青ざめていたのには誰も触れなかった。



「罰として飲み物奢りなさい!羽山くん!」


「…は?」


「ぼくはぁ、炭酸がいいー♪」


「ざけんな!何で俺「僕はお茶でいいから」




「………わーったよ…」


よほど明が怖かったのかこの時は抵抗しては駄目だと秋人の本能がさとした。



「茜は何にする?」



「はっ」



「は?何、お前顔赤くね?」




先ほどの海への軽はずみな私は秋人が好きなんです!告白のせいで茜は妙に秋人を意識してしまい顔の熱が引かないでいた。



そんな茜を見て
月はニヤリと微笑み



「茜決まんないなら羽山くんについて行きなよ!ね、そうしな!」



バッと茜は月を睨みつけたが月はにっこりと満面の笑みだった。





「ったく、しゃーない。行くぞ」



「えっ!」



「俺は喉カラカラなんだよ。置いてくぞ〜」



「あっちょ…もー待ってよ!」







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