好きな人は初恋から君へ


って…

何考えてんだよ?



「俺ってこんな奴だったっけ?」




こんな悩んで…


ただ1人だけのために。




まじ、なよっちぃーな。


「はぁ…」



あいつは…


馬鹿でアホですぐ切れるし。


そのくせ泣き虫で弱くて…。



でも、そんなとこが妙に可愛く感じて守ってやりてぇって思っちまう。








しゃーねぇじゃん?


感じちまうもんを
どーやって止めんだって話だろ?




「好きなんじゃねーかよ俺。」




あんな馬鹿でクソ女の




どこに惚れちまったんだか…。






「秋人〜。お待たせ!」


「あぁ」



「ん?何か良いことあったの?」



「少し」



「そっか、よかったね」



よかった、ね…。





< 196 / 230 >

この作品をシェア

pagetop