好きな人は初恋から君へ


生暖かくて柔らかいものが私の唇に圧をかける。


そして、ほんのりと
香水の香りが鼻をかすめた。



秋人からの…




2回目のキス…。




「…落ち着いた?」


「っ…ん」




唇が離れるのに
そんなに時間はかからなかった。


それでも唇にはまだ
熱が残ってて…



顔が熱い!



「んな顔すんな」



「…」


そんな顔って、



どんな顔してんの私!





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