好きな人は初恋から君へ


キーンコーンカーンコーン



「よーし今日は
 ここまでだ!」



やっと数学
終わったよ〜;






「おい」


「ん?」


「先に屋上行ってろよ
 俺と明は購買に行って 行くから。」



「あ、うん。
 分かった」



羽山秋人
なんか機嫌悪かったな〜



私のせい?


さっきの事で拗ねちゃったのかな?



「あ〜かね?」



「あ、月ちゃん」


弁当箱を
片手に月ちゃんが
近寄ってきた。


「屋上行こう?
羽山と藤川と
 食べるんでしょ?」



「う、うん!」



急いで自分のカバンから弁当箱を出し


月ちゃんと
教室を出た。


  




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