好きな人は初恋から君へ
曇りのち晴れ
「落ち着いた?」
「ぅん・・・」
あれからずっと
羽山秋人は私の
傍にいて
泣きやむまで
ずっと頭を
撫でてくれた
「・・・・。
電話してくる」
「あ、うん」
きっと月ちゃん達にだ
秋人は
携帯をポケットから
取り出し茜から
少し離れた場所で
電話をかけ出した
泣いたらスーッとした
うん・・・当たり前だ
あれだけ大泣きしたんだから
「はー・・・
私・・・何
やってんだろ」
羽山秋人・・・
すっごく困った顔してた
。
「何が?」