poker face
ホスト・・・かぁ。
ホスト・・・ホスト・・・。
どっちかって言うと・・・、なんでもないや。
「やってみたいって思ったら、ここ。電話してね」
両手を合わせ、営業スマイルで笑うとどっかに消えてしまった。
「あ、ちょっと…
意味わかんない、やっぱ不審者じゃないか・・・」
最近は物騒だから、スカウトと偽って
本当は出会いに飢えているだけではないか?
とりあえず名刺を財布に突っ込む。
時計を見ると、
あれから30分近くも経っていた。
「やっば!早くご飯買わないとっ…」
その時からかもしれない。
あたしは夜の世界に引き込まれたのは…