本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
『今さら何を言い出すんだ。結婚式は来週だよ。



俺が周子を愛してるんだからそれでいいだろう。



二千翔に言われて自分の気持ちが分かった。



俺はおまえが好きだ。



最初から二千翔の代わりではなく周子が好きだった。


おまえが相多周子のままがいいならそれで構わない。


周子は俺が嫁に貰う。



末永周子になればいい事だ。』




もう、何勝手に決めてるの!




「女たらしの美晴と結婚なんて無理なの!」




思わず声が出てしまう。




『これからは、周子おまえだけだから、約束する。



周子おまえだけを愛する。


おまえだって、きっと俺の事好きなはずだ。



俺がキスしても嫌がらなかったし、毎日同じベットで寝ていたんだ。



嫌いだったら拒むだろ。』







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